こんにちは😊
川口市ピアノ教室の田中です。
「練習やりたくない…」
ピアノを習っていると、誰しも一度は通るこの言葉。
実は、これは“やる気がない子”なのではなく、
どう向き合っていいか分からない状態であることがほとんどです。
今日は、そんな時に私がレッスンで大切にしている声かけについてお話しします。
■「なんでやらないの?」は逆効果
つい言ってしまいがちな
「なんで練習してこないの?」という言葉。
これは子どもにとっては少し強く感じてしまい、やる気を引き出すどころか、気持ちを閉じさせてしまうことがあります。
■まずは気持ちに寄り添う
私がまずかけるのはこんな言葉です。
「そっか、やりたくない日もあるよね」
「難しかった?」
「どこがイヤだった?」
こうして気持ちを受け止めると、
子どもは少しずつ本音を話してくれるようになります。
■実際のエピソード
小学1年生の◯ちゃんも、以前
「ピアノの練習が嫌だから辞める」と話していたことがありました。
その時は無理に引き止めるのではなく、
まずは「嫌なんだね」と気持ちを受け止め、
何が負担になっているのかを一緒に考えました。
そして、練習のやり方や量を見直し、
「これならできそう」と思えるスタイルを提案。
少しずつ無理のない形で続けていくうちに、
◯ちゃんの表情も変わっていきました。
今では自分からピアノに向かい、
練習にも前向きに取り組めるようになり、
ピアノを楽しんでくれています。
■おうちでの関わりもとても大切です
ピアノの上達には、レッスンだけでなく
おうちでの関わり方も大きく影響します。
特に大切なのは、お母さん・お父さんも一緒に楽しむこと。
子どもは、おうちの方が喜んでくれると
それが大きなやる気につながります。
「すごいね!」
「いい音だったね!」
そんな一言が、子どもにとっては何より嬉しいものです。
「もっと上手になって、お母さんに褒めてもらいたい」
そんな気持ちが少しずつ積み重なり、
やがて大きな成長へとつながっていきます。
■ハードルをぐっと下げる
やる気が出ない時は、とにかく小さく。
「じゃあ今日はここ1回だけやってみよう」
「この1小節だけ一緒にやろうか」
“全部やらなきゃ”から
“これならできそう”に変えることがポイントです。
■できた!をすぐ見つける
どんなに小さなことでも
「今の音いいね!」
「さっきより上手になってるよ!」
と伝えることで、
子どもの中に“できた”という感覚が積み重なっていきます。
■続けることで変わる
ピアノはすぐに結果が出るものではありませんが、続けることで確実に力がついていきます。
そして何より、
「できなかったことができるようになる喜び」をたくさん経験できる習い事です。
練習が嫌いな時期も、成長の一部。
その子のペースに寄り添いながら、
小さな一歩を大切にしていきたいですね。