こんにちは🌸
川口市田中ピアノ教室です。
今日は、大宮ソニックシティホールで開催された日本フィルのコンサートへ行ってきました。
前半はピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
ソリストは牛田智大さんでした。
「皇帝」はこれまでにも何度も聴いてきた大好きな作品ですが、牛田さんの演奏を聴くのは今回が初めて。
一音一音がとても丁寧で、確かなテクニックに裏打ちされた正統派の音色が印象的でした。そこには、ベートーヴェンへの深い敬意と愛情が感じられ、終始引き込まれる名演でした。
大ホールということもあり、ピアノの繊細な音色がやや届きにくく感じられたのが少し惜しかったです。それでも、演奏の完成度の高さは十分に伝わってきました。
アンコールでは、インテルメッツォ 作品118-2を披露。慈悲深く温かいメロディが、まるで大切な人を想いながら人生を語りかけているようで、心に深く響く素敵な演奏でした。
後半は、同じ“5番”つながりで交響曲第5番「運命」。冒頭の有名なモチーフが鳴り響いた瞬間、会場の空気が一変し、一気に音楽の世界へと引き込まれました。日本フィルの力強く引き締まったサウンドは圧巻で、作品の持つドラマ性を存分に感じることができました。
第2楽章では温かく穏やかな旋律に心が癒され、第3楽章から第4楽章へとつながる展開は、まさに「闇から光へ」。終楽章の輝かしい響きには、自然と気持ちが高まり、大きな感動に包まれました。
そしてアンコールでは、モーツァルトのディヴェルティメントが演奏されました。軽やかで優雅なメロディが心にすっと染み渡り、まるで音楽に心を洗われるような、穏やかで幸せな余韻に包まれました。
前半の「皇帝」、後半の「運命」と、ベートーヴェンの“5番”で統一された今回のプログラム。改めてその偉大さを感じる、非常に聴き応えのあるコンサートでした。
音楽の持つ力を改めて実感し、心から満たされたひととき。またぜひ足を運びたいと思います。