こんにちは😊
川口市田中ピアノ教室です。
先日、池袋芸術劇場で開催された
ショパンコンクール ガラコンサートへ行ってきました。
世界最高峰のショパンコンクールを戦い抜いたピアニストたちの演奏を、一度に聴ける贅沢なコンサート。
開演前から期待が高まります。
トップバッターは ウィリアム・ヤン。
ノクターン第17番は、繊細な音の響きを大切にした、非常にバランスの良い演奏でした。
一音一音が丁寧に置かれ、構成力の高さが際立ち、会場の空気が一気にショパンの世界へと引き込まれていきます。
2曲目はピォトル・アレクセヴィチによるワルツ第5番。
勢いのあるリズムに乗ったエネルギッシュな演奏で、多少和音の粗さは感じられたものの、それを上回る変化に富んだ表現力が印象的でした。若さと情熱が溢れる素晴らしい演奏でした。
3曲目は ヴィンセント・オンのマズルカOp.41。
独特なリズム感、音質、強弱の付け方など、他にはない個性的な音楽。
一度聴き始めると自然と引き込まれ、彼ならではの世界観に魅了されました。
4曲目は ワン・ズートンによる幻想曲。
これはもう、異次元の上手さ。
構成力、音色の変化、感情表現…どれを取っても圧巻で、言葉が出ないほどの名演でした。
5曲目は エリック・ルー。
ワルツ第7番に続き、バラード第4番。
特にバラード第4番は、作曲技法も他のバラード以上に充実しており、ショパンの人生そのものを描いているかのような、芸術性の高い演奏でした。
ここまでで、すでに全員の演奏が素晴らしすぎて、正直もう放心状態…。ため息しか出ません。休憩を挟んで、後半はコンチェルト第1番。
まずは、今回唯一の日本人入賞者 桑原志織さん。
伸びやかで煌めきのある音色、長いフレーズを自然に歌い上げる演奏に、心が満たされていくのを感じました。
そして最後は ケビン・チェン。
同じくコンチェルト第1番ですが、全く異なる世界。オーケストラの細部の音色にまで耳を傾け、見事なバランスで構築された演奏は、若干20歳とは思えない完成度。今までに聴いたことのない、言葉にできないほどの衝撃と感動がありました。
感動を通り越して、ただただ興奮…。
こんな演奏を生で聴けたことが、本当に夢のようでした。
正直、なかなかのお値段のチケットでしたが(笑)、
行けて本当に良かったと心から思える、忘れられない一夜となりました。
世界トップレベルのショパンを全身で浴び、
改めて音楽の奥深さ、ピアノの魅力を感じた時間でした。