バロック・古典派の作曲家を弾くときのポイント

2026年01月22日 09:18
カテゴリ: ピアノの事

〜ピアノの歴史と音色のお話〜

こんにちは。
川口市の田中ピアノ教室です。

小学4年生の◯くんは、現在バッハの曲に取り組んでいます。
レッスンの中で「バッハの時代には、今のピアノはまだなかったんだよ」というお話をしてみました。

バッハが活躍していたバロック時代は、今のピアノのように音の強弱を自由につけられる楽器ではなく、チェンバロ(ハープシコード)という楽器が主に使われていました。

ペダルもなく、音は一音一音とてもはっきりしていて、音を伸ばすことはできません。そのため、バッハの音楽は指で丁寧につなぐことや、声部を意識して弾くことがとても大切になります。

教室にはエレクトーンがあるので、音色をハープシコードにして実際に弾いてみました。
すると◯くんは
「えっ、バッハの時代ってこんな音だったの?」
「ピアノと全然ちがうね!」
と、とても興味深そうな様子😊
その後、改めてピアノの音で弾いてみると、
「音をつなげすぎない方がいいんだね」
「ここはペダルを使わない方がバッハっぽい!」
と、自分なりに感じ取ったことを話してくれました。

古典派(モーツァルトやハイドンの時代)になると、少しずつ今のピアノの原型となる楽器が登場し、強弱の表現ができるようになります。
それでも、ペダルは控えめに使い、音の粒をそろえて、軽やかに弾くことがポイントです。

このように、「どんな時代に」「どんな楽器で」作られた音楽なのかを知ることで、ただ音符を追うだけでなく、音楽の表情や弾き方への理解がぐっと深まります。

これからもレッスンの中で、ピアノの音楽史や楽器のお話を交えながら、

楽しく・分かりやすくクラシック音楽に触れていきたいと思います✨

◯くんのこれからの成長が、ますます楽しみです♪

チェンバロ
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