こんにちは😊
川口市の田中ピアノ教室です。
今日は長い間ピアノを続けて下さっていた◯ちゃんとのお話をしたいと思います。
幼稚園の年中さんから高校2年生まで、長い間ピアノを続けてくれた◯ちゃん。
大学受験に向けて、しばらくピアノはお休みし、勉強に専念することになりました。
◯ちゃんは小さい頃から音感がとても良く、耳で聴いたメロディをすぐにピアノで再現できる生徒さんでした。練習にもいつも真剣に取り組み、練習曲はもちろん、自由曲や発表会の曲など、本当にたくさんの曲に挑戦してくれました。
そして何より、お母様がいつも温かく寄り添い、支えてくださったことにも心から感謝しています。
長い年月を通して、◯ちゃんの成長をすぐそばで見守ることができたこと、本当に幸せに思います。
ショパンの《幻想即興曲》や《革命》、ベートーヴェンのソナタなど、難しい名曲にも何度も挑戦しました。簡単ではない曲ばかりでしたが、途中で投げ出すことなく、最後までやり遂げる姿がとても印象に残っています。
中学生になってからも、毎年欠かさず発表会に出演してくれました。高校受験の年は、発表会が3月。受験が終わったあと、忙しい中でもステージに立ってくれたことが本当に嬉しく、今でも忘れられません。
◯ちゃんは県内でもトップクラスの進学校に通い、勉強と部活動の両立にも一生懸命取り組んでいます。何事にも真摯に向き合うその姿に、私自身がたくさんの力をもらっていました。
最後のレッスンの日。
寂しさがこみ上げて、ポロポロと涙を流す◯ちゃんと、名残惜しくお別れをしました。
20年以上ピアノを教えてきましたが、「今月で辞めます」と、生徒さん自身が面と向かって伝えてくれたのは、◯ちゃんが初めてかもしれません。言いづらいことからも逃げず、自分で決断し、最後まできちんと向き合った◯ちゃんを、心から誇りに思います。
◯ちゃんのこれからの毎日が、笑顔と幸せに満ちた時間になりますように。
またいつか、ピアノを弾きたくなった時には、いつでも帰ってきてくださいね。
〜今振り返るとピアノを続けてきて本当に良かったと心から思います。〜
◯ちゃんからの手紙より
私も◯ちゃんに出会えて幸せです。これからもずっと応援しています！