川口市田中ピアノ教室です。
今日は、与野本町にある彩の国さいたま芸術劇場で、ピアニストの務川慧悟さんのピアノコンサートを聴いてきました。
今回のテーマは 「革新のベートーヴェン」。ピアノという楽器の進化とともに発展していく、ベートーヴェンの作曲技法に光をあてた、とても聴きごたえのあるプログラムでした。
ベートーヴェンの革新性に触れるプログラム
コンサートでは、誰もが知る「月光ソナタ」をはじめ、後期の傑作であるソナタ第28番、そして晩年の集大成ともいえる第32番が演奏されました。
時代とともに改良されていくピアノの音域・音量・響き。それに呼応するように、ベートーヴェンの音楽もどんどんダイナミックに、そして精神性を深く追求したものへと進化していきます。
特にソナタ第32番は、作曲家の内面に迫るような深い世界が広がり、会場全体が静かに引き込まれていくようでした。
多彩な作曲家の作品も
ベートーヴェン以外にも、シューマンの美しい小品「花の歌」や、現代作曲家ヘルムート・ラッヘンマンの《子供の遊び》も演奏され、プログラムに鮮やかなコントラストを添えていました。
シューマンの詩的な世界と、ラッヘンマンの独創的な音の使い方。時代を超えて“ピアノという楽器が生み出す表現の幅広さ”を、改めて感じることができました。倍音の響きが面白かったです。
レッスンにもつながる学び
今回のコンサートを通して、「楽器の歴史とともに音楽が発展していくこと」を実感しました。
ピアノの生の響きに触れることは、子どもたちにとっても大きな刺激になります。楽器が持つ可能性や、作曲家が作品にこめた思いを想像しながら、日々のレッスンに生かしていきたいと思います。